ウスバシロチョウ
名前
和名:ウスバシロチョウ
学名:Parnassius citrinarius
英名:Japanese Clouded Apollo
分類
チョウ目・アゲハチョウ科・ウスバアゲハ亜科・ウスバシロチョウ属
大きさ
25 〜 35㎜(前翅長:前翅の付け根から先までの長さ)
分布
日本:北海道、本州、四国
海外:中国、朝鮮半島など
生息場所
林など
食べ物
幼虫:ムラサキケマン、ヤマエンゴサクなどの葉
成虫:花の蜜など
野生成虫の採取時期
5月から6月(寒い地域では7月ごろ)
寿命
成虫:約2週間から約3週間
卵〜成虫:約1年
飼育難易度(星が多いほどやさしい)
⭐️⭐️⭐️☆☆
人気度(星が多いほど人気)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
入手しやすさ(星が多いほど入手しやすい)
⭐️⭐️⭐️☆☆(場所や時期による)
特徴
ウスバシロチョウは白く半透明な翅がとても綺麗な蝶。見た目からモンシロチョウなどと同じシロチョウ科のようにも見えるが、アゲハチョウ科の蝶であり、別名はウスバアゲハである。春の初めから終わりにかけて活動をしており、標高の高い地域や気温の低い年では夏でも見かけることができる。幼虫の餌はケシ科のムラサキケマンなどであり、サナギになる際に葉っぱなどを使って繭を作る。
また、交尾の際にウスバシロチョウのオスは「スフラギス」という袋のようなものをメスの腹部につけ、他のオスとの交尾を妨害させる。大変綺麗なチョウであり、成虫は標本なども人気がある。
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