昆虫図鑑 ルリタテハ 「瑠璃色の帯模様が綺麗な蝶」

昆虫図鑑
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ルリタテハ

名前

和名:ルリタテハ

学名:Kaniska canace

英名:Blue Admiral

分類

チョウ目・タテハチョウ科・タテハチョウ亜科・ルリタテハ属

大きさ

25 〜 45㎜(前翅長:前翅の付け根から先までの長さ)

分布

日本:北海道(南部)、本州、四国、九州、南西諸島

海外:ロシア、中国、インド、朝鮮半島、台湾、フィリピンなど

生息場所

雑木林、公園など

食べ物

幼虫:サルトリイバラ、ユリなどの葉

成虫:樹液、動物のふんなど

野生成虫の採取時期

3月から4月、6月から10月

寿命

成虫:約2週間から約3週間(越冬する場合4ヶ月ほど長くなる)

卵〜成虫:約2ヶ月(越冬する場合4ヶ月ほど長くなる)

飼育難易度(星が多いほどやさしい)

⭐️⭐️⭐️⭐️☆

人気度(星が多いほど人気)

⭐️⭐️⭐️⭐️☆

入手しやすさ(星が多いほど入手しやすい)

⭐️⭐️⭐️☆☆

特徴

ルリタテハは黒い羽に瑠璃色の帯模様が入ったとても綺麗なタテハ蝶である。名前はこの瑠璃色の帯模様に由来する。北海道から南西諸島まで広く分布しており、主に雑木林に生息しているが公園などでも見かけることができる。成虫は3月から4月と6月から10月に発生する。10月頃孵化した個体は成虫の状態で越冬し翌年の春また活動をする。食べ物は幼虫がサルトリイバラ、ユリなどの葉を食べ、成虫は花の蜜にはあまり興味を持たず、クヌギの樹液や腐った果実、動物のフンなどを食べる。幼虫の見た目は沢山の棘を持った毒々しい毛虫だが、これは毒を持つイラガの幼虫に擬態しているだけで実際は刺すこともなければ毒も持っていない。

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