タテヅノカブト
名前
和名:タテヅノカブト
学名:Golofa
英名:Golofa
分類
コウチュウ目・コガネムシ科・カブトムシ亜科・真性カブトムシ族・タテヅノカブト属
大きさ
♂:40.0 〜 85.0㎜
♀:30.0 〜 55.0㎜
ギネス記録
野外:85㎜
飼育:106㎜
分布
日本:なし
海外:ベネズエラ、コロンビア
生息場所
竹林(標高2000m以上の高原でよくみられる。)
(幼虫の生態はあまりよくわかっていないが、竹林の土に中で腐植物を食べていると考えられている。)
野生成虫の採取時期
雨季(6月下旬に集中して出現する)
寿命
成虫:3ヶ月から6ヶ月
幼虫時代+成虫時代:1年から2年
飼育難易度(星が多いほどやさしい)
⭐️⭐️☆☆☆ (成虫の飼育自体は比較的容易。だが、幼虫の生態が判明してないため餌もよくわからず、繁殖は難しい。)
人気度(星が多いほど人気)
⭐️⭐️⭐️☆☆
入手しやすさ(星が多いほど入手しやすい)
⭐️⭐️⭐️☆☆
購入価格の相場(♂♀ペア)
3000円から
特徴
南米の竹林に生息し、竹の茎に傷をつけそこから出てくる汁を主食としている珍しいカブトムシ。名前の通り、上に向かって伸びる2本の縦ヅノを持っている。立派な縦ヅノを持っているが喧嘩のためにはあまり使われない。タテヅノカブトは前脚が長く発達しており、ツノの代わりに前脚を利用して相撲のような喧嘩が行われる。オスは橙色をしているがメスは黒い色をしている。飼育に関しては、成虫は日本の環境にも比較的につよう高温になりすぎないように気を付けていれば比較的容易に飼育できる。産卵数は多いカブトムシだが、幼虫の生態がわかっておらず、餌もよくわかっていないので繁殖は難しい。どうしても繁殖に挑戦してみたい場合、竹林の腐葉土で挑戦してみるのも1つの手かもしれない。
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