イシガケチョウ

名前
和名:イシガケチョウ
学名:Cyrestis thyodamas
英名:Cyrestis thyodamas(map butterfly)
分類
チョウ目・タテハチョウ科・イチモンジチョウ亜科・イシガケチョウ属
大きさ
25 〜 35㎜(前翅長:前翅の付け根から先までの長さ)
分布
日本:本州(近畿より西)、四国、九州、南西諸島
海外:インド、ベトナム、中国、台湾など
生息場所
森林など
食べ物
幼虫:イチジクやイヌビワなどのクワ科の葉
成虫:花の蜜など
野生成虫の採取時期
4月から10月
寿命
成虫:約2週間(越冬する場合4ヶ月ほど長くなる)
卵〜成虫:約1ヶ月半(越冬する場合4ヶ月ほど長くなる)
飼育難易度(星が多いほどやさしい)
⭐️⭐️⭐️☆☆
人気度(星が多いほど人気)
⭐️⭐️⭐️⭐️☆
入手しやすさ(星が多いほど入手しやすい)
⭐️⭐️⭐️☆☆
特徴
イシガケチョウは白色の翅に黒色の線が入った模様がまるで石崖のようにみえる蝶。イシガキチョウと呼ばれることもある。また、羽の模様が地図のようにもみえる為英名で「map butterfly」とも呼ばれているようだ。この蝶はもともと南方系の蝶であるが、徐々に北に生息地を広げている。九州南部のイシガケチョウのメスは成虫で冬を越すことが出来る。イシガケチョウの幼虫は1齢の時に、自身の糞を口から出す糸で積み上げ、葉の先に塔を作る。この糞塔に隠れることで天敵から身を守っているようだ。
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