昆虫図鑑 モンキアゲハ 「黄色い紋を持った黒いアゲハチョウ」

昆虫図鑑
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モンキアゲハ

名前

和名:モンキアゲハ

学名:Papilio helenus 

英名:The Red Helen

分類

チョウ目・アゲハチョウ科・アゲハチョウ亜科・アゲハチョウ属

大きさ

50 〜 75㎜(前翅長:前翅の付け根から先までの長さ)

分布

日本:本州(関東以西)、四国、九州、南西諸島

海外:インド、中国、台湾、東南アジア諸国など

生息場所

草原、森林、公園、庭など

食べ物

幼虫:ミカン類、サンショウ類などの葉

成虫:花の蜜など

野生成虫の採取時期

4月から9月

寿命

成虫:約2週間

卵〜成虫:約1ヶ月半(越冬する場合4ヶ月ほど長くなる)

飼育難易度(星が多いほどやさしい)

⭐️⭐️⭐️☆☆ (幼虫は容易。成虫は難しい)

人気度(星が多いほど人気)

⭐️⭐️⭐️⭐️☆

入手しやすさ(星が多いほど入手しやすい)

⭐️⭐️⭐️⭐️☆

特徴

モンキアゲハは日本で最大級の蝶である。全体は黒色をしており、後ろ翅の白色と赤色の紋が特徴的である。白色の紋は羽化直後は白色が強いが、徐々に黄色身が出てくる。赤い紋はメスの方がオスよりも大きく現れる。もともと南方系の蝶であり、特に西日本が多いが、徐々に北の方にも生息地が広がっている。春から夏の終わりにかけて発生し、夏型の方が春型より大きくなる。モンキアゲハは林道や林縁に沿って、決まったコース(蝶道)を飛んでいる。成虫の寿命は約2週間。卵から成虫になるまでの期間は1ヶ月弱。幼虫の飼育は容易だが、成虫の飼育は大きさや飛び回る習性から難しい。

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