コノハチョウ
名前
和名:コノハチョウ
学名:Kallima inachus
英名:Orange Oakleaf
分類
チョウ目・タテハチョウ科・タテハチョウ亜科・コノハチョウ属
大きさ
45 〜 50㎜(前翅長:前翅の付け根から先までの長さ)
分布
日本:南西諸島(沖縄本島、沖永良部島、石垣島など)
海外:中国、台湾、インド、インドシナ半島など
生息場所
山、森林など
食べ物
幼虫:オキナワスズムシソウやセイタカスズムシソウなどの葉
成虫:樹液、腐った果実など
野生成虫の採取時期
1年中
寿命
成虫:1ヶ月から3ヶ月
幼虫時代+成虫時代:2ヶ月から4ヶ月
飼育難易度(星が多いほどやさしい)
⭐️⭐️⭐️☆☆
人気度(星が多いほど人気)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
入手しやすさ(星が多いほど入手しやすい)
⭐️☆☆☆☆
特徴
コノハチョウはその名前の通り羽の裏面が枯れ葉にそっくりな蝶である。名前の由来は見た目が枯れ葉そっくりだから「コノハ」である。枯れ葉に擬態して天敵から身を守っていると考えられている。分布は中国からインドシナ半島までと幅広い。日本にも生息しているが、南西諸島に生息しているので日本本土で野生個体はなかなか見れない。蝶といえば花の蜜を吸うイメージだがコノハチョウは花の蜜をあまり好まず、樹液や腐った果実、動物のフンの汁などを好む。幼虫はオキナワスズムシソウやセイタカスズムシソウなどの葉を食べる。生息地が温暖な地域であるため、生息地では1年中成虫を見かけることができる。森林開発などの影響で生息地が減少しており、準絶滅危惧種に指定されている。また、沖縄では県指定の天然記念物にも指定されている。そのため沖縄での採取は不可となっている。
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