新型コロナウイルスに対する疑問点 【コロナ日記】 Vol.6

コロナ日記
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【コロナ日記】 Vol.6

はじめに

こんにちはしゅうくん(兄)です。

前回の記事で、新型コロナウイルスに感染して発生した私の症状についてお伝えしました。

前回の記事

今回は新型コロナウイルスに対する疑問点についてお話ししていきます。結論から言うと私は今「感染の定義」「濃厚接触者の定義」「宿泊療養施設の退去の決め方」この3点について疑問を持っています。それではそれぞれ1つずつお話ししていきます。

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感染の定義

まず私が疑問に思うのが感染の定義についてだ。ここを疑問に思った理由は私の感染と母の感染にズレを感じたからだ。と言うのは、私の母は体調不良のため病院に行き風邪と診断を受けたが心配になり病院に行った翌日にPCR検査を受けたところその2日後に新型コロナウイルス陽性の結果がでた。そしてこの時母は新型コロナウイルス発症日を体調を崩した日つまり陽性判明の3日前と言うことで処理された。じゃあ私はどうだったのか、私はPCR検査を受け新型コロナウイルスの陽性が判明したその日が発症日として処理された。ここまでの話だとまあ、あり得る話だよなと思うかもしれない。しかしここでもう1つ大切な話をしなければならない。これを聞けばあなたも「感染の定義」を疑問視するだろう。実は私もPCR検査を受ける前から新型コロナウイルスが疑われる症状があったのだ。私は慢性的な副鼻腔炎を持っている。そしてPCR検査を受ける1週間前から鼻詰まり、たんの絡んだ咳、38.0℃を超える高熱という症状がでて、病院に行きいつも通り副鼻腔炎だろうという診断をされた。その1週間後に治りかけの状態でPCR検査を受け無症状の陽性という扱いでPCR検査を受けたその日を発症日とされた。この結果に疑問に思い保健所の方に問い合わせた。しかし相手からの答えはこうだ「1週間前からの症状を新型コロナウイルスによるものだとは断定できない」・・・おかしい!!母は3日前からの風邪と診断された症状を新型コロナウイルスによるものだと断定されたにもかかわらず、わたしは断定できないのだそうだ。ちなみにこのズレが後2つの疑問にもひびいてくる。

濃厚接触者の定義

次の疑問が濃厚接触者の定義だ。この話をするにあたり、そもそもなぜ母がPCR検査を受けたのかを話さなければならない。先ほど体調を崩したから受けた記述したが、実はそれだけではない。母が体調を崩した日、母の職場から次のような連絡があった「〇〇さん(母)が3日前仕事中に会っていた人がコロナになってしまった。後で保健所の方から濃厚接触者として連絡が来るだろう」と。しかしその後保健所から連絡が来ることはなく、たまらず母が保健所に尋ねると驚きの返答がかえってきた。「〇〇さん(母)に風邪の症状が出ているとすると濃厚接触から発症までの期間が短すぎるので濃厚接触者にはあたりません。」意味不明である。潜伏期間は確かにあるだろうが、だからと言って発症まで期間がなければ濃厚接触には当たらないとは言えないのではないか?実際に母は新型コロナウイルスに感染していたわけだし。また私の時も濃厚接触者の件で疑問に思うことがあった。無症状の場合、濃厚接触者というのは検査を受けたその日から2日前と1日前そして当日。この3日間に会っていた人のことを言うらしい。その場合私の濃厚接触者は家族だけと言うことになるのだが、仮に先ほど記述した副鼻腔炎だと思われる症状がコロナウイルスによるものだと考えると濃厚接触者にあたるであろう人が他にも出てくる。そのことを伝えると先ほどと同じように「その症状がコロナウイルスによるものだと断定できない以上濃厚接触者にすることはできません。もし気になるようであれば任意でPCR検査を受けてください。」と。これでは解決にはつながらないような気がする。私が疑いすぎているだけなのだろうか。

宿泊療養施設退去の決め方

最後は宿泊療養施設退去の決め方である。今日私の母が宿泊療養施設から退去して行った。晴れて今まで通りの生活に戻るのである。しかし、そのことを喜び母に連絡を取ると思っていた反応とはかけ離れるものだった。なんとまだ咳がで続けているではないか。さらに聞けばまだ37.2℃ほどの微熱があるそうだ。極め付けは退去する際PCR検査はしていないらしい。自分にもうウイルスがないのかどうかわからないのである。その状態で宿泊療養施設からの帰りは公共交通機関で帰らされるらしい。本当に大丈夫なのだろうか?退去の目安として発症から10日後かつ37.5℃以下の熱が3日続いた時と言うものがあった。たしかにこの基準は満たしているのかもしれない。母が発症日として処理されたのは体調を崩した日。つまりPCR検査から3日前であるため今日でちょうど発症から10日になる。しかしこれは母が体調を崩したのがコロナウイルスによるものと断定した場合である。私は断定されなかった陽性反応が出る以前の症状である。また、37.5℃と目安を決めるのはいいが、平熱が低い人はどうなのだろう?37.5℃に満たなくても普段より熱が1℃以上も高いと言うことがあるのではないか?ましてや、無症状でも新型コロナウイルス感染者という場合があるのだ。熱というのが新型コロナウイルスではないと証明できる指標になるのか?咳についても治りかけの咳だから気にすることはないと言われたそうだ。曖昧すぎやしないだろうか。そんな状態で本当に公共交通機関を使わせて帰してしまっていいのだろうかさらなる感染者を作ってしまわないだろうか。私の疑念で終わることを祈るばかりである。

最後に

今回の記事で保健所の方や宿泊療養施設の方を悪く言っているように感じるが、もちろんそれ以上の感謝をしている。自分の危険を顧みず我々の世話をしてくれてありがとう。今とても忙しい時期だということも理解はしている。大変だと思う。だからこそ言わせて欲しい。曖昧なものを残し続けてこれ以上の被害を出して欲しくはない。医療崩壊という言葉を目にする機会が増えているが、このままでと本当にそうなってしまうのではないかと思えてならない。もう1度みんなで今の状況を考え直して欲しい。感染してしまった私が言うのもなんだが、まだまだ我々には対策の使用があると思う。

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