キタテハ

名前
和名:キタテハ
学名:Polygonia c-aureum
英名:Polygonia c-aureum
分類
チョウ目・タテハチョウ科・タテハチョウ亜科・キタテハ属
大きさ
25 〜 30㎜(前翅長:前翅の付け根から先までの長さ)
分布
日本:北海道、本州、四国、九州
海外:中国、朝鮮半島、台湾、インドシナ半島
生息場所
林、荒れ地、河原など
食べ物
幼虫:カナムグラなどクワ科の植物
成虫:花の蜜、樹液、腐った果実
野生成虫の採取時期
3月から11月
寿命
成虫:夏型は約2週間、秋型は越冬期間含め約10ヶ月
卵〜成虫:夏型は約1ヶ月半、秋型は約1年
飼育難易度(星が多いほどやさしい)
⭐️⭐️⭐️☆☆
人気度(星が多いほど人気)
⭐️⭐️☆☆☆
入手しやすさ(星が多いほど入手しやすい)
⭐️⭐️⭐️☆☆
特徴
キタテハは北海道から九州まて日本に広く分布しているタテハチョウ。日本以外にもインドシナ半島から中国まで広く生息している。名前の通り、黄色い羽を持ったタテハチョウで、和名の由来もそこからである。また、学名のPolygonia c-aureumの「c」の部分は羽の裏面にアルファベットのcのような模様があることが由来である。成虫には夏型と秋型があり、秋型の方が羽の色が赤くなる。これは秋に葉が紅葉するためその色に合わせていると思われる。夏型の寿命は約2週間と蝶では平均的な寿命だが、秋型は成虫の状態で越冬するということもあり約10ヶ月ほど生きる。幼虫はカナムグラなどの葉を食べて成長する。卵から蛹までの期間は約1ヶ月ほど。キタテハの幼虫は棘を持ち、見た目は毒を持った毛虫だが実際は毒はなく刺す事もないので飼育することも可能である。
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