カラスアゲハ
名前
和名:カラスアゲハ
学名:Papilio dehaanii
英名:Chinese peacock
分類
チョウ目・アゲハチョウ科・アゲハチョウ亜科・アゲハチョウ属
大きさ
45 〜 80㎜(前翅長:前翅の付け根から先までの長さ)
分布
日本:北海道、本州、四国、九州
海外:中国、朝鮮半島、台湾など
生息場所
山、森林、公園など
食べ物
幼虫:カラスザンショウなどのミカン科の植物(人間が食べるミカンは好まない)
成虫:花の蜜
野生成虫の採取時期
4月から9月
寿命
成虫:約2週間
幼虫時代+成虫時代:約6週間(越冬する場合数ヶ月伸びる)
飼育難易度(星が多いほどやさしい)
⭐️⭐️⭐️⭐️☆
人気度(星が多いほど人気)
⭐️⭐️⭐️⭐️☆
入手しやすさ(星が多いほど入手しやすい)
⭐️⭐️⭐️☆☆
特徴
カラスアゲハは名前の通り「カラス」のように黒い羽を持つアゲハチョウである。その羽はただ黒いだけでなく、青緑色に輝いており大変美しい。日本全国に生息しているチョウだが、市街地でみることは珍しく涼しい湿った山や森林によく生息している。地域によっては森林開発などにより生息域が狭まり個体数が減少したことにより準絶滅危惧種に指定されている。成虫はツツジなどの花の蜜、幼虫はカラスザンショウなどのミカン科の植物を食べる。卵から孵化した幼虫は約1ヶ月かけて4度の脱皮を繰り返し終齢幼虫(5齢幼虫)になりサナギになる。秋に孵化して冬を迎える個体はサナギの状態で越冬する。成虫を採取するときは花の蜜を吸っているときや、吸水している時など止まっている時を狙おう。
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