アオスジアゲハ

名前
和名:アオスジアゲハ
学名:Graphium sarpedon
英名:Common Bluebottle
分類
チョウ目・アゲハチョウ科・アゲハチョウ亜科・アオスジアゲハ属
大きさ
30 〜 45㎜(前翅長:前翅の付け根から先までの長さ)
分布
日本:本州(東北南部以南)、四国、九州、沖縄
海外:東アジア、東南アジア、オーストラリア
生息場所
公園、街路樹、照葉樹林など
食べ物
幼虫: クスノキ科(クスノキ、タブノキなど)の葉
成虫:花の蜜
野生成虫の採取時期
4月から10月
寿命
成虫:約2週間
幼虫時代+成虫時代:約6週間(越冬する場合数ヶ月伸びる)
飼育難易度(星が多いほどやさしい)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
人気度(星が多いほど人気)
⭐️⭐️⭐️⭐️☆
入手しやすさ(星が多いほど入手しやすい)
⭐️⭐️⭐️⭐️☆
特徴
アオスジアゲハは黒色の羽の中央に青いライン模様を持つ美しいチョウである。チョウはオスの方が鮮やかな個体が多いが、アオスジアゲハはオスメス共に美しく、羽の見た目での区別は難しい。東アジアからオーストラリアまで広い範囲に生息しているチョウで、日本でも東北地方以南から沖縄までの範囲で見ることができる。成虫の発生時期は4月から10月まであたりで、公園などでよく見るが幼虫の餌がクスノキ科の葉ということもあり街路樹としてクスノキ科の植物が植えてある場所では都市部でも見かけることができる。また夏は水辺で吸水するアオスジアゲハのオスの集団を見かけることがある。幼虫はクスノキ科の植物を食べ成長する。卵から孵化した幼虫(初齢幼虫)は約1ヶ月の間で4度の脱皮を繰り返し終齢幼虫(5齢幼虫)となり、その後サナギになる。秋に孵化し冬を迎える個体はさなぎの状態で越冬する。アオスジアゲハは飛翔能力が高くかなり素早く飛ぶことができる。捕まえる際は飛んでいる時に捕まえるのは難しいため止まっている時を狙って捕まえよう。
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